
NPB12球団入りの最短距離を走るとばかりに力投を見せる平間[写真=くふうハヤテ提供]
緊迫する試合終盤のマウンド、恵まれた体格から「うりゃっ!」と雄叫びを上げて力強いボールを投げ込む。「投球時の声こそ調子の良さを示す証し」と話す、セットアッパーの存在感が日増しに高まっている。150キロ超の直球と、プロ基準でも圧倒的な回転数を誇る変化の大きな“ナイアガラカーブ”が武器の右腕は過去に2度、ドラフト指名漏れを経験。海を渡りメキシカンリーグにも挑戦した30歳の苦労人は、3度目の正直、悲願のNPB12球団入りを見据えて腕を振っている。
取材から見えた彼の選手としての魅力、それはキャリアを生かし計算された投球術だ。まず前提として、平間凛太郎がNPB12球団入りするためには秋のドラフト会議で指名される必要がある。新人選手としては若くない年齢であることを考えたとき、一軍でも即戦力になり得る実力を示すことは絶対条件。くふうハヤテに入団し・・・
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