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ウエスタンリーグ ウィークリーリポート

くふうハヤテ・増田将馬&早川太貴 新球団、初球宴の舞台裏

 

初の球宴で躍動した増田[右]と早川[左]


 夢の球宴という表現がぴったりの晴れ舞台だった。各球団の若手有望株が一同に介するフレッシュオールスターゲームが、ナイター照明が新設されたばかりの兵庫県姫路市・ウインク球場で7月20日に行われた。試合は全イースタンが7対0で勝利も、注目が試合結果だけに留まらないのが球宴。新球団・くふうハヤテからも増田将馬早川太貴の両選手があこがれの地に足を踏み入れた。

 増田は五番・左翼として先発出場。4打数無安打に終わるも初の球宴でフルイニング出場を果たした。試合後、「正直に言うと、疲れました」と笑顔で充実さをのぞかせた。打席に立つと全ウエスタン側の応援席からは中日の汎用応援歌やソフトバンクの『鷹の道』など、耳なじみのある鳴り物応援が響く。手拍子での応援がメインであるくふうハヤテの選手として、普段とは異なる応援に背中を押されたことに「一軍に行くとあれだけの応援をしてくれるんだと感じたし、夢があるなと感じた」とクールな表情で語るも興奮は隠せなかった。

 全ウエスタンの六番手としてマウンドを託された、早川は1イニングを1奪三振、無失点の好投。二死一塁の場面では全イースタンの五番・橋本星哉(ヤクルト)に対して、持ち味の直球と変化球を巧みに混ぜつつ、最後は鋭く落ちるスプリットで空振り三振に仕留めた。3打数2安打4打点の活躍でMVPを獲得するなど絶好調だった打者を唯一抑えた姿に、SNSでは称賛の言葉が送られた。そんな早川だが、前夜は緊張も重なってなかなか眠れなかったそうだ。それでも一度マウンドに上がれば、いつもどおり冷静に淡々としたマウンドさばきを見せつけた。

 試合後のスタンドからはハヤテの代表として戦った2人へ手を振り、惜しみない拍手を送るファンの姿があった。「ハヤテ球団として初めて選出していただいたので、印象付けられて良かった」と早川。日本の野球ファンの脳裏には、静岡のくふうハヤテというチームと若武者2人の存在がしっかりと刻まれただろう。

PROFILE
ますだ・しょうま●1998年6月29日生まれ。徳島県出身。177cm72kg。右投右打。74試合233打数、64安打、0本塁打、23打点、16盗塁、打率.275(成績は8月14日現在)。

PROFILE
はやかわ・だいき●1999年12月18日生まれ。北海道出身。185cm96kg。右投右打。16試合4勝6敗0セーブ、78.2回、56奪三振、防御率3.55(成績は8月14日現在)。

<TOPICS>引退会見にサプライズ!



 ソフトバンクとロッテで活躍し、今季限りでの現役引退を表明した福田秀平が8月1日に会見を開き、心境を語った。決断は5月ごろ。ロッテ時代に故障した右肩の状態が春先に悪化して病院で受診したところ、腱板の断裂や骨の変形が多く見つかった。それでも7月末のトレード期限まで汗を流し続けた姿は、まさに若手の手本となった。そんな後輩たちへは「一流の選手と対戦することで大きな経験を得ると思うし、これからハヤテはもっと良いチームになっていく」とエールを送った。

 会見にはソフトバンク時代の先輩・川崎宗則がサプライズ登場。涙を流す福田を「僕の最高の後輩であり、最高の友人。エピソードがあり過ぎてテレビの前では言えません」とユーモアたっぷりにねぎらった。

文=松下晴輝(静岡放送(SBS)アナウンサー)

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