週刊ベースボールONLINE

ウエスタンリーグ ウィークリーリポート

くふうハヤテ・池谷蒼大 地元で期す“再生”の決意「実況するアナウンサーに『エグい』って表現してもらいたい」

  0

くふうハヤテ・池谷蒼大


 2年目の挑戦が幕を開けようとしている。2月16日に行われたオイシックスとのオープン戦。この試合、5回に登板して1イニングを投げた池谷蒼大は相手打線をリズムよく三者凡退に抑え、復活への兆しを見せた。持ち味の力強い直球は球団のスピードガンでは143キロを記録。その直球を軸に投球を組み立て四番・大川陽大を二飛、五番・浅井玲於を見逃し三振、六番・小西慶治も二ゴロと少ない球数で完璧に抑え込んだ形だ。試合後には「良い緊張感の中で投げられて、全力で腕を振れた。勝利に貢献できて良かった」と、明るい表情で語った。一昨年のオフには左肘の手術や投球フォーム修正など苦しい時期を過ごしてきただけに、昨季の春先にはあまり見られなかった明るい表情が、今季ここまでの調整の順調さを感じさせている。

 今オフは球速アップに向けて、ウエート・トレーニングに重点を置いて取り組んできた。周囲からも「体つきが変わった」と声を掛けられることも多くなったようだ。目指す数字は150キロということで、昨シーズンの最速からは5キロ、自己ベストからも2キロ上回る数字だ。高いハードルにも感じられるが、本人は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

この記事はいかがでしたか?

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング