プロ野球の世界には、時に漫画のような大逆転劇が転がっている。それはハヤテの選手たちにとっても例外ではない。個性がぶつかり合うチームの中で今季、ひときわ異彩を放つリリーバーが一人。背番号58・佐藤友紀だ。彼の投球スタイルは変則のサイドハンドから繰り出される、右打者の胸元へ鋭くえぐるような直球と、そこから一転して消えるように曲がるスライダー。12球団の有望株たちが彼の投げる軌道に思わずのけぞり、三振に倒れていく。今やチームのブルペンに欠かせない存在だが、実はこのスタイルは、ほんの3年前の「迷走」から生まれたものだった。
独立リーグ時代、彼は苦心していた。オーバースローの本格派として一定の評価をされていたが、どうしても制球が定まらない。試行錯誤を重ねる中、つかんだヒントは日々のキャッチボールにあった。ルーティンとして数球投じていた横手投げの時は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン