その瞳には、短い夏にすべてを賭ける若者の覚悟が宿っていた。8月7日から始まったハヤテへの期限付き派遣。盛島稜大にとって、この
ソフトバンクからの派遣は念願の支配下登録に向けた重要な試金石になる期間、そしてハヤテ側にとっても、
巨人へ移籍した
李健熙の穴を埋める捕手陣の強化として大きな期待が寄せられていた。
合流当初からプレーの質にこだわり、何より投手陣とのコミュニケーションは欠かさない。己と向き合い続け、汗を流した約1カ月、待ちに待ったその瞬間が訪れる。9月3日のオイシックス戦、第一打席で内角低めの直球を左翼席へ運び、自身のファーム公式戦初本塁打を記録。よほどうれしかったのだろう、その感触をかみ締めながら・・・
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