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スージー鈴木の球さわぎの腰つき

スージー鈴木コラム 第32回「日本の野球界には『左投右打』が足りない」

 

今年の日本シリーズ第2戦で右打席に入ってバントを決めたホークス・モイネロは「左投両打」を堂々と名乗れると思う。


 私は「左投右打」である──と、読者の方々にとって劇的にどうでもいい話から書き出してしまった。

 なぜこんなことから書き出したかと言うと、日本シリーズ第2戦でホークスのモイネロ(登録は左投左打)が、右打席に入ってバントを決めたからだ。

 野球経験、と言っても草野球だけだが、正直いいことなど何もなかった。何といっても守備のポジションが少ない。ピッチャー、ファースト、外野しかない。一度はサードやショートを守ってみたかったものだ。

 そして一塁ベースに近いという左打ちのメリットも享受できない。あぁ不憫な左投右打。

 最近のプロ野球ではどうなんだろうと思い・・・

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スージー鈴木のスタンド視点による文系野球エッセイ

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