
一人ひとりの野球ファンにとって開幕は物語になる[写真は昨年3月29日、ロッテ対日本ハムの開幕戦で始球式のマウンドに向かう菅野美穂]
▼「こりゃ売り上げ、キツくなるなぁ」とAさん(52歳)は悩んでいる。彼の勤めている会社は、典型的な輸出産業で、それも米国への比率が高いのだが、そこに彼の国の大統領が途方もない関税をかけようとしているらしい。そんなAさんにも──3月28日はやってくる。
▼「こんな弱いチームを見ながらくたばるのかよ」。そうこぼしていたBさん(78歳)は、土壇場で大病を乗り越え、またシーズンを迎えることができた。埼玉に生まれ育ち、強いライオンズが何よりの誇りの人生だった。もう昨シーズンのようなゲームをベッドからテレビ観戦するのはごめんだ。そんなBさんにも──。
▼「政治と宗教と野球の話はするな」。新入社員のCくん(23歳)は、研修でいきなりそう突き付けられた。大阪出身でバリバリのタイガースファン。「もし接待相手が
巨人ファンだったら、へそ曲げられるだろうが」と言われて・・・
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