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スージー鈴木の球さわぎの腰つき

スージー鈴木コラム 第50回「高校野球の応援歌を自分たちで作ろうぜ、吹奏楽部員よ」

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私の高校は甲子園なんて夢のまた夢だったが、一度でいいからアルプススタンドで自作曲を吹いてみたかった[写真はイメージ]


 春のセンバツを見ながら、この原稿を書いている。

 例によって応援団が『狙いうち』や『サウスポー』を演奏している。山本リンダ、ピンク・レディーの原曲リリースはそれぞれ1973年、78年だ。親世代、いや下手したら祖父母世代の曲じゃないか?

 音楽評論家として私が思うのは、まずは「今どき何でこんな古臭い曲を演奏しているんだよ」ということだが、より本質的には、「応援曲なんて、既成の古臭い曲なんかじゃなく、自分たちで作っちゃえばいいのに」ということだ。

 思い出すのは2022年の映画『20歳のソウル』。千葉県の市立船橋高校の吹奏楽部で・・・

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