
表紙右側、メガネをかけて何かを語っているのは、逸見政孝でも立川談志でもなく、初代会長・中畑清です
痛快な一冊である。
木村元彦『労組 日本プロ野球選手会をつくった男たち』(集英社インターナショナル)。(労働組合としての)「選手会」が、選手の待遇向上、権利獲得、さらには球界再編問題や東日本大震災に対して、どれほど活躍してきたかを、関係者へのインタビューを通して、浮き彫りにする本。
一気に読んだが、まずは初代会長・中畑清の大活躍に目を見張った。勝手に軽薄なイメージを持ち続けていたのだが(すいません……)、彼の行動力と人間力なしでは、労組・選手会が存在し得なかったことが、とてもよく分かった。
また、選手への年金制度廃止をいまだに悔やんでいるという本文中の発言は、彼の止まない問題意識を確認させるものである。
加えて・・・
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