
東京ドームの日本ハム時代の筆者。お客さんが少なくても応援歌は届いていた
第5回のコラムで書いた、「球場の音」にまつわる話の続きです。
我が家の長女(小笠原茉由さん=タレント)が以前、野球関係の集まりに参加したことがありました。そこで偶然話を交わしたのが、私の日本ハム時代の応援歌を作った方。あの歌を作った当時、彼がまだ中学生だったと娘から聞き、驚きました。
「小笠原村には海がある~」で始まるあの応援歌は、とても印象に残っています。あのころの東京ドームは、お世辞にもお客さんが入っているとは言えない状態。応援歌が場内によ~く響き渡っていました(笑)。そんな中で流れる、メロ
ディアスな曲調の応援歌。トランペットの音色もソフトでなだらかに、どこか厳かに奏でてもらっていました。おかげさまでいつも気分よく、時には一緒に曲を口ずさみながら、打席に入っていたものです。
私は当時・・・
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