10月24日のドラフト会議で指名された選手たちの仮契約が進んでいますね。新入団選手がいれば、ほぼ同じ数だけ、退団する選手もいます。今回のテーマは「引退」。今季限りで球界を去る選手について、書きたいと思います。
東京ヤクルト・青木宣親君は42歳で、このほど現役を引退しました。首位打者3回、最多安打2回、盗塁王1回などのタイトルホルダー。MLBでも6年にわたってプレーし、日本球界復帰後、さらに7年、現役生活を続けました。175cm80kgという小柄な体で、よくここまで頑張ったと思います。
ボールを最大限引き付け、後ろの軸で回転して打つ。あそこまで引き付けられるから手元で変化する球にも対応できるし、広角に打てたのでしょう。しかし、あの打ち方は、誰でも簡単にマネできるものではありません。青木君独特の、あのバッティングが完成するまでには、相当な努力を重ねたと思います。
今季、解説の仕事で名古屋に行ったカードがたまたまヤクルト戦だったため・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン