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小笠原道大コラム

小笠原道大コラム 第85回 入団時の監督「上田利治さんのおかげで今がある。もっと野球観を伺いたかった……」

 

上田監督は私を二番打者に起用しても「思い切って自分の打撃をしなさい」と言うだけでした


 12球団の新入団選手発表会が、次々と行なわれています。

 私がプロ入りしたときの日本ハムの監督は、上田利治さんでした。上田監督といえば、プロ野球監督歴20年、リーグ優勝5回(うち日本一3回)の名将。阪急監督時代の1978年、ヤクルトとの日本シリーズで左翼ポール際の打球判定を巡り、1時間19分に及ぶ抗議を行なったエピソードでも、よく知られています。

 そのときの映像を見ても分かるように、昔の上田監督は熱さ、激しさを持った監督だったそうです。ただ97年、私が日本ハムに入団したころの上田監督は激しさの部分を多少、抑えていたように感じました。それでも1試合に賭ける想いと、チームを率いて戦う熱量は、すさまじかったですよ。ベンチでも・・・

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