週刊ベースボールONLINE

小笠原道大コラム

小笠原道大コラム 第121回 好不調の波「打者はなぜ『不調』になるのか。そこから脱出する方法は――」

 

打てない状況が続くと焦りが生まれ、余計に調子を落とす悪循環に陥りがちです


 シーズンを戦ううちには、どうしてもバッティングがうまくいかない時期が出てきます。原因の一つは、体の疲れ。疲労がたまると、イメージしているスイングの軌道がずれ、体の反応も遅れてポイントをとらえ切れない。四苦八苦するうちに本来の感覚や間まで乱れ、なかなか取り戻せずに苦しむわけです。もう一つは、ケガや違和感から体のバランスを崩すケース。バットの軌道や反応が変わり、コンタクト率が落ちていく。長く結果が出ないときは、だいたいこの2つが要因だと、私自身の経験からも感じます。

 一方で、シーズン中には好不調の波が必ずやってきます。調子がよく、ボールが止まって見えるほどになると、人間は欲が出るものです。「もっと長打を」と結果を求め、意識が先走ると、スイングの軌道や体の動きが乱れ始めます。好調のときはボールの下にしっかりバットを入れ、スピンをかけてボールを運んでいた。その軌道がずれ、いつの間にかバットが下から出てきて、波打つようなスイングになってしまうのです。

 具体的には・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

ガッツのフルスイング主義

ガッツのフルスイング主義

あまり意識せず、自然体で、素の小笠原道大をお見せします

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング