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WEEKLY SHOHEI OTANI 頂点を目指せ!

ドジャース・大谷翔平 走塁でも一流を見せつける「やっぱりスタートがすべてじゃないかな。あとはスタートを切るタイミングと勇気が一番」

 

打線がつながらないときには、足でかく乱することができるのが大谷翔平の強み。今のところ100%の確率で盗塁を決めている。今季40盗塁も夢ではない


【2024年】53試合71安13本35点13盗、打率.336、OPS1.024(現地時間5月26日現在)

 現地時間5月19日に行われたドジャー・スタジアムでのレッズ戦で、2020年9月4日のアストロズ戦以来となるサヨナラ打を放った。2対2の延長10回二死一、二塁で、相手の守護神ディアスから鋭くはじき返した。引っ張った打球は右翼線寄りに飛び、二塁走者が悠々と生還。大歓声がこだまする球場内で、チームメートから祝福のウオーターシャワーをかけられた。ずぶぬれになりながら会心の笑顔を見せ「素晴らしい瞬間だった。ああいう状況で打てたことが次の打席にも、明日にもつながる」とうなずいた。

 独特な球筋を持つ剛腕と、しびれる場面での勝負だった。直前のスライダーなど難しい球をカットしながら、打てる球をじっくりと待った。6球目。決して簡単なコースではなかったが、内角低めの直球に体をやや開かせながらコンパクトにバットを振り抜いた。「厳しい球をしっかりファウルにできていた。長打ではなくて、単打でしっかりと打つスタイル。いい結果になって良かった」と奏功した心構えを口にした。

 レッズとの本拠地4連戦では・・・

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