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WEEKLY SHOHEI OTANI 頂点を目指せ!

ドジャース・大谷翔平 今年も好調の6月に大暴れ「(6月は)シーズンに慣れてくる。いろいろ改善しながら、ちょうどそういう波が来やすい」

 

シティー・コネクトのユニフォームを着ても関係なく本塁打を放った大谷。ベテラン捕手のバーンズと勝利後に悪ふざけ? チームにすっかりなじんでいる


 勢いが止まらない。現地時間6月22日のエンゼルス戦。多様性で発展してきたロサンゼルスをイメージし、銀河をモチーフに作成された新しい「シティー・コネクト」ユニフォームを着用して臨んだ一戦で、今季2度目の3試合連続本塁打をマークした。1対0の3回無死一塁から右中間席へ約140メートルの23号2ラン。「打球速度的にも良かったし、いい角度でいい眺めだった。(新ユニフォームで)勝っていい縁起を担げたので次も勝ちたい」と納得の表情で振り返った。

 試合がなかった23日を挟んでシカゴに舞台を移した24日には、試合前に今季2度目、通算9度目の週間MVPに選出された。6月17〜23日で打率.458、4本塁打、11打点と圧倒的な成績を残し、週間MVPの日本勢最多となる通算受賞回数を更新。ホワイトソックスとの初戦では自身初の4試合連続本塁打とはならなかったものの、2対0の9回に貴重な追加点となる中犠飛を放ち、8試合連続打点を記録した。

 1試合、アーチがなかったところで関係はなかった。翌25日は今季2度目の先頭打者本塁打。「打感としては(バットの)先っぽのほうだった」と入るかどうか微妙だった打球は右翼手のグラブをかすめ、右翼フェンス奥にある味方のブルペンへと消えた。打球の行方が一番気になったのは本人。バットを持ちながら一塁ベースを回っていた。「バットを持ち過ぎて、クレイトン(一塁コーチ)に置いていけという感じで言われて……」と頭の中が混乱。「そのあとに踏んだかどうか分からなかったので戻った」と苦笑いを浮かべながら・・・

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