
本拠地開幕戦で左翼へ本塁打を放った大谷。昨季は9試合目で発本塁打も、今季は3戦2発と好スタートをきっている
日本での熱戦を経て、アメリカでの戦いが本格的に始まった。現地時間3月27日、ドジャースの
大谷翔平はドジャー・スタジアムでのタイガース戦に臨み、本拠地初戦でいきなり本塁打を放った。4対3と1点差に詰め寄られた7回。フルカウントから右腕ハニフィーの失投を逃さなかった。外角寄りの速球を逆らわずにはじき返した打球は、左翼席前方に着弾。東京シリーズから2試合連続の2号ソロとなり、走りながら右人さし指を上空に立てた。結果的にこれが決勝点となってチームを3連勝へと導き「いいところで打てたと思う」と余韻に浸った。
苦手な相手からの安打もマークした。タイガースの開幕投手は昨季まで通算6打数無安打に封じられていた剛腕スクーバル。昨季のサイ・
ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いた左腕を相手に1回は一ゴロに倒れたが、3回に攻略した。2ボール2ストライクから甘く入ってきたスライダーを鋭く捉えて右前へ。出塁すると、続く
ベッツの内野安打の間に三塁を陥れた。得点にこそつながらなかったが、チームに勢いをもたらす好走塁。
ロバーツ監督は「いつも周囲から期待を持たれている中、その期待を裏切らない活躍ぶりだ」と目を細めた。
試合前に実施されたセレモニーが・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン