
打ってほしいところで決める勝負強さは今季も健在。サヨナラ弾でチームの連勝を8に伸ばした
さすがの一言に尽きる打撃だった。現地時間4月2日にドジャー・スタジアムで行われたブレーブス戦。5対5の9回に、
大谷翔平は中堅左へサヨナラ本塁打の3号ソロを放ち、試合を決めた。自身をモチーフにした首振り人形が配布された試合で、駆けつけた満員のファンを熱狂させ「自分にとって特別かなと思う。そういう日をつくってもらって、そういう日に打てるというのは選手にとって特別なこと。いい夜だった」と満足感に浸った。
打席に向かう直前、観客席からの言葉が耳に入ってきた。「ボブルヘッドデーなんだから、ホームランを打てよ」。ドジャースファンの叱咤激励(しったげきれい)に心を奮い立たせた。初球から積極的に振り、外角のチェンジアップをとらえた。ゆっくりとダイヤモンドを駆け、一塁ベースを回ったところで右手を頭上に掲げた。本塁に戻ると、待ち受けていたチームメートたちから大量の水をかけられ、手荒に祝福された。
今季初の3安打もマークと・・・
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