週刊ベースボールONLINE

Welcome to the Diamondbacks World 大谷&山本のライバルたち

【MLB】ザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス) ドジャースを蹴落とし2年連続WS進出には欠かせない右腕エース

 


 今週はパドレスとともにナ・リーグ西地区首位のドジャースを追うダイヤモンドバックスのエース、ザック・ギャレン投手を紹介する。1995年8月3日、ニュージャージー州サマーデール出身。ノースカロライナ大学チャペルヒル校から2016年のドラフト3巡目、全体106番目でカージナルスに入団。17年12月にトレードでマーリンズに移籍。19年6月20日のカージナルス戦でメジャー初登板。約1カ月後の7月31日にトレードでダイヤモンドバックスへ。同年は2球団で計3勝6敗。22年に12勝4敗、防御率2.54でサイ・ヤング賞の投票で5位に。昨季は自身初めてオールスターに選出され、自己最多の17勝(9敗)を挙げサイ・ヤング賞の投票では3位。188cm、85kg。右投右打。球種は平均94マイル(約151キロ)の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップ。

後半戦に調子を上げてきた


 9月に入って調子を取り戻したようだ。4日のジャイアンツ戦で6回を無安打、無失点。10日のレンジャーズ戦ではネイサン・イオバルディとの投げ合いという、昨年のワールド・シリーズ第5戦と同じ顔合わせだった。その第5戦でギャレンは6回1/3を1失点も敗戦投手。チームも1勝4敗で敗退。だがこの10日は雪辱を果たした。5回を2安打、無失点で勝利投手に。15日のブリュワーズ戦でも5回3失点と、まずまずの数字でまとめた。

 今季は開幕4試合で3勝0敗、防御率1.64と、素晴らしいスタートを切ったものの、4月26日のマリナーズ戦でハムストリングの張りを訴えた。さらに5月30日のメッツ戦でハムストリングを痛め打者二人に6球を投げたところで降板。そのまま負傷者リスト(IL)に入った。1カ月戦列を離れ、6月29日のアスレチックス戦で復帰。6回1安打無失点で勝利。ところが軌道に乗ることはできなかった。7月は6試合で3勝1敗ながら防御率5.10、8月は5試合で1勝1敗、防御率4.94と安定感を欠いた。

 8月最後の登板となった30日のドジャース戦では1回に2点、2回に3点を失う乱調。2回には大谷の右肘に死球を与え、5回を投げて5失点だった(勝敗は付かず)。昨季はナ・リーグ2位の17勝、昨季の後半戦は6勝6敗、防御率4.03と成績を落としただけに、今年の後半戦が心配されたが、何とか持ち直した格好だ。「状態の良いときには、その感覚を大事にして、できるだけ調子を維持しようと思ってやっている」とギャレンは話している。2年連続のナ・リーグ優勝、そして23年ぶりのワールド・シリーズ制覇を目指すダイヤモンドバックスにとって、欠かせない右腕である。

取材・構成=樋口浩一 写真=Getty Images
Let! Introduce myself

Let! Introduce myself

日本人メジャー・リーガーの上司やチームメートを紹介

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング