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2024ドラフト会議

【ドラフト】楽天・1位 宗山塁(明大) 巧打好守の大学球界の至宝/プロ野球ドラフト会議

 

明大・宗山塁


 24日、2024年プロ野球ドラフト会議が行われ、楽天・1位で明大・宗山塁を指名し交渉権を獲得した。

■プロフィール
名前:宗山塁(むねやま・るい)
ポジション:内野手
生年月日:2003年2月27日
身長・体重:175cm80kg
投打:右投左打
所属:明大
経歴:三良坂小(三良坂少年野球クラブ) - 三良坂中(高陽スカイバンズ) - 広陵高[甲] - 明治大

 三良坂小1年から三良坂少年野球クラブで野球を始め、投手、捕手、遊撃手。6年時には広島カープJr.でプレー。三良坂中では高陽スカイバンズに所属し投手、遊撃手。広陵高では1年夏からベンチ入りし、甲子園初戦(2回戦)敗退。1年秋から二塁手、2年春から遊撃手のレギュラーで、同春のセンバツでは2回戦敗退。2年秋の広島大会4位。主将だった3年夏は県独自大会準優勝。

 明大では1年春の途中からレギュラー。2年春に首位打者、ベストナインは3回(21年秋、22年春秋)受賞。侍ジャパン大学代表として、2年夏はハーレムベースボールウィーク2022で4位、3年夏は日米大学選手権優勝。。24年3月には侍ジャパントップチームに招集されるも、欧州代表との強化試合は右肩甲骨骨折で欠場、4年春は右手中指第一関節骨折のため、開幕3カード目から欠場。東京六大学通算86試合、打率.342、10本塁打、59打点。今秋は3カードを終え、打率.455(33打数15安打)、2本塁打、10打点(10月21日現在)

 鳥谷敬(元阪神ほか)の名が引き合いに出されるドラフト最大の目玉。侍ジャパンの井端弘和監督をして「華がある」と言わしめる華麗にして堅実な遊撃守備、際立つバットコントロールに秋のリーグ戦で通算10号を放ったパワーも兼ね備えるオールラウンダーは、「20年に1人」の称号に見合った逸材だ。

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