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2024ドラフト会議

【ドラフト】楽天・5位 吉納翼(早大) 勝負強さ備える長距離砲/プロ野球ドラフト会議

 

早大・吉納翼


 24日、2024年プロ野球ドラフト会議が行われ、楽天が5位で早大・吉納翼を指名し交渉権を獲得した。

■プロフィール
名前:吉納翼(よしのう・つばさ)
ポジション:外野手
生年月日:2002年8月16日
身長・体重:180cm87kg
投打:右投左打
所属:早大
経歴:松原小(松原ファイターズ) - 松原中(名古屋富士ボーイズ) - 東邦高[甲] - 早大

 松原小1年時から松原ファイターズで野球を始め捕手。松原中では名古屋富士ボーイズでプレー。東邦高では1年秋の県大会、東海大会を制し、2年春のセンバツで優勝(打率.263、1本塁打、7打点)。2年秋以降は副主将を務めた。3年夏の県独自大会は4回戦を出場辞退。高校通算44本塁打。

 早大では1年春から出場し、2年春から外野手のレギュラー。2年秋はリーグ2位の打率.361をマーク。3年春はリーグ最多となる3本塁打を放ち優勝に貢献。6月の大学選手権、準決勝・東日本国際大戦では2点ビハインドの6回に打った瞬間確信の右越え3ランで試合をひっくり返し、延長では決勝の左犠飛を放つ勝負強さも備える。

 今秋のリーグ戦では右手に死球を受けて人差し指にひびが入り、シーズン絶望となるまさかのアクシデント。自らの手で「大学4冠」に導くことはできなくなったが、3月の侍ジャパン強化試合で攻守に見る者を魅了し、7月のプラハベースボールウィークでMVPを獲得した右のスラッガーの潜在能力に疑いはない。

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