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2024ドラフト会議

【2024ドラフト】11球団が1位指名を非公表 競合必至のドラフト注目選手を紹介

 

運命のドラフト会議が10月24日17時から行われる。10月11日、広島が一番乗りで1位指名を公表。しかし、続く球団はゼロ。競合必至の目玉を巡る駆け引きは、静観が続く。ここでは、1位指名が予想される注目選手5名を紹介していく。

関大・金丸夢斗 評価高まる最強サウスポー


関大・金丸夢斗


■プロフィール
名前:金丸夢斗(かねまる・ゆめと)
ポジション:投手
生年月日:2003年2月1日
身長・体重:177cm77kg
投打:左投左打
所属:関大
経歴:広陵小(広陵少年野球) - 広陵中 - 神港橘高 - 関大

 24年春に腰の骨挫傷のアクシデントに見舞われた影響により、秋のリーグ戦は先発を回避してすべてリリーフ登板となったものの、力感のないフォームから最速154キロを投じる左腕はゼロを並べて評価はむしろ高まるばかり。総合力と完成度の高さはほかの追随を許さず、1位指名競合は必至の状況だ。

明大・宗山塁 巧打好守の大学球界の至宝


明大・宗山塁


■プロフィール
名前:宗山塁(むねやま・るい)
ポジション:内野手
生年月日:2003年2月27日
身長・体重:175cm80kg
投打:右投左打
所属:明大
経歴:三良坂小(三良坂少年野球クラブ) - 三良坂中(高陽スカイバンズ) - 広陵高[甲] - 明治大

 鳥谷敬(元阪神ほか)の名が引き合いに出されるドラフト最大の目玉。侍ジャパンの井端弘和監督をして「華がある」と言わしめる華麗にして堅実な遊撃守備、際立つバットコントロールに秋のリーグ戦で通算10号を放ったパワーも兼ね備えるオールラウンダーは、「20年に1人」の称号に見合った逸材だ。

愛知工大・中村優斗 大学トップクラスの速球派


愛知工大・中村優斗


■プロフィール
名前:中村優斗(なかむら・ゆうと)
ポジション:投手
生年月日:2003年2月8日
身長・体重:176cm81kg
投打:右投左打
所属:愛知工大
経歴:長田小(長田ジュニアクラブ) - 長田中 - 諫早農高 - 愛知工大

 24年春のリーグ戦で自己最速の159キロを計測。威力ある直球はもちろん、変化球もコーナーに投げ分ける制球力があり、ドラフト1位指名が濃厚な即戦力。ボールの質、強さは大学トップクラスでマウンド上での振る舞いにも貫録が漂う。3月にはトップチームの日本代表も経験。プロへの意識も高まっている。

報徳学園高・今朝丸裕喜 世代を代表する右腕


報徳学園高・今朝丸裕喜


■プロフィール
名前:今朝丸裕喜(けさまる・ゆうき)
ポジション:投手
生年月日:2006年6月2日
身長・体重:188cm80kg
投打:右投右打
所属:報徳学園高
経歴:東灘小(横屋川井少年野球部) - 本庄中(関メディベースボール学院) - 報徳学園高[甲]

 23年春&24年春のセンバツ大会の準優勝投手。長身から投げ下ろす最速151キロの直球に甲子園通算9登板で与四死球率1.62と抜群の制球力を兼ね備える。9月行われたU-18アジア選手権ではエース格の1人として活躍した。実力&実績ともに十分ではあるが、細身であるため、さらなるスケールアップも期待できる。

花咲徳栄高・石塚裕惺 世代屈指の遊撃手


花咲徳栄高・石塚裕惺


■プロフィール
名前:石塚裕惺(いしづか・ゆうせい)
ポジション:内野手
生年月日:2006年4月6日
身長・体重:181cm82kg
投打:右投右打
所属:花咲徳栄高
経歴:(勝田ハニーズ) - 村上東中(佐倉シニア) - 花咲徳栄高[甲]

 高校通算26本塁打を誇る強肩強打の大型遊撃手。反発力を抑えた新基準のバットでも、24年夏の埼玉大会でライナー性の打球でサク越え。今秋のU-18アジア選手権では全6試合で四番を張って逆方向へ長打をマークと木製バットも問題なし。ヘッドスピードが速く、力負けしないことを評価するスカウトも多数。

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