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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

プロ野球ユニフォーム物語 第27話「横浜DeNAベイスターズ編 Vol.4」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 大洋ホエールズが横浜ベイスターズと改称した1993年、ブルーの縦縞ユニフォームが採用された。当時、「この球団としては初めての縦縞」と、紹介されていた。

 大洋球団はセ・パ2リーグ分立時の50年にスタートしているが、縦縞ユニフォームを着たことがなかった。ベイスターズの発足まで、日本球界で縦縞ユニフォームに袖を通したことがないのは、あとは読売巨人軍だけ。大洋と巨人以外の球団は、どこかの時期で一度は縦縞ユニフォームを着用していた。ある意味で大洋と巨人は貴重な存在だった(巨人は今に至るまで縦縞着用はない)。

 しかし厳密に言うと、大洋球団には合併の歴史がある。53年からの2年間、松竹ロビンスと合併し洋松ロビンスとなった時期がある。結局、ロビンスの親会社「松竹映画」が手を引き、55年からは「大洋漁業」単独経営のホエールズに戻った。

 だが、手を引いた松竹球団のルーツは、戦前の36年に日本職業野球連盟発足に参加した大東京軍につながっていた。現在、その系譜は傍系扱いになってしまっているが、歴史的にはこちらのほうが古い。そして縦縞のユニフォームということで考えると、大東京軍は創設の翌37年に、すでに採用していた。そのユニフォームは連載の第20話で紹介しているが、グレー地の縦縞であった。

 さらにこの年の夏・・・

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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

職業野球として日本のプロ野球が創設された戦前の時代から、プロ野球で使用されたユニフォームすべてを網羅した図鑑が完成するような連載

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