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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

プロ野球ユニフォーム物語 第33話「横浜DeNAベイスターズ編 Vol.5」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 イラストスペースの下に掲載しているライオン軍の集合写真は、野球殿堂博物館の田村駒コレクションから拝借した1枚である。

 メンバーの顔触れを見ると、縦縞のこのユニフォームが採用されたときに監督だった小西得郎の姿がない。1937年にライオン軍の前身である大東京の監督に就任した小西だが、翌38年の7月にオーナーの田村駒治郎と衝突して監督をやめている。つまり後楽園球場で撮影したと思われるこの写真に写っているのは、それ以降のチームということだ。

 江戸っ子の小西と大阪商人の駒治郎は相性が悪かった。まさに犬猿の仲だ。しかしなぜか、このあと戦後になっても、小西はやる気などさらさらないのに、気が付くと周囲に担ぎ上げられて駒治郎の球団の監督になってしまう。そしてお決まりの喧嘩別れ……これを繰り返した。球界を代表する腐れ縁である。

 創設当時、大東京の親会社は東京の国民新聞社だった。チームをファンに育ててもらいたいと考えた国民新聞社は・・・

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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

職業野球として日本のプロ野球が創設された戦前の時代から、プロ野球で使用されたユニフォームすべてを網羅した図鑑が完成するような連載

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