
イラスト=イワヰマサタカ
今回紹介するのは、これまで見落としていた戦前の阪急のユニフォームである。私が著わしてきた2冊のユニフォーム本では未収録のデザインとなる。
阪急は球団創設から2年目にあたる1937年に本拠地の西宮球場が開場。このときから左胸に「H」マークがついてラケットラインの入った白地。同じく胸マークは「H」だが、濃紺地に白のピンストライプの2種類のユニフォームを採用した。
37年以降はこの2種類のみが使われていたと思っていたのだが、その後、資料を調べていくうちに、あともう1種類、ダークグレーのユニフォームも存在していたことに気が付いた。1940年の雑誌のグラビアなどで数点散見するのだが、一番古い資料は39年に阪急百貨店で開かれた「創始百年記念野球展覧会」のパンフレットだ。そこには当時の日本野球連盟(この年から日本職業野球連盟を改称)所属各球団のユニフォームやペナントが展示されている様子の写真が掲載されていた。見ると展示されている阪急のユニフォームはダークグレー。おそらく、この年あたりから使用されるようになったのではないかと思われる。
ちなみに野球の創始年だが、南北戦争の英雄アブナー・ダブルデイ将軍が、19世紀の1838年にクーパーズタウンでベースボールを考案したという説が元となっている。アメリカではそれを記念して・・・
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