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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

プロ野球ユニフォーム物語 第47話「阪神タイガース編 Vol.6」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 戦争が1945年の8月に終結し、連合軍が進駐してくると、甲子園球場はすぐに接収されてしまった。阪神軍の選手たちも少しずつ戻ってきたが、練習場が確保できず、それぞれが合宿所近くの空き地でキャッチボールをすることくらいしかできなかった。

 一方、阪急軍の西宮球場は接収を免れていた。関西では終戦からわずか2カ月後の10月25日、梅田の阪急ビルの会議室に阪神軍、阪急軍、朝日軍、近畿日本軍の4球団の代表が集まって連盟の復活に向けて協議を開始した。そしてこれがきっかけとなって関東の球団も加わり、11月23日からの戦後初のプロ野球の試合となった東西対抗戦が開催された。

 しかし世の中は食うや食わずの物資不足。ユニフォームをはじめとした野球道具を揃えるのもたいへんな時代だった。しかしその点でタイガースは比較的恵まれていた。

「空襲が激しくなった昭和19年(1944年)ごろだったかな。甲子園球場の倉庫に・・・

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職業野球として日本のプロ野球が創設された戦前の時代から、プロ野球で使用されたユニフォームすべてを網羅した図鑑が完成するような連載

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