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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

プロ野球ユニフォーム物語 第61話「横浜DeNAベイスターズ編 Vol.9」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 戦後、公式戦が再開された1946年、朝日軍は天下泰平、平和から、チーム名を太平パシフィックと改称した。しかしマネジャーの橋本三郎とともに奈良県の御所で疎開生活を送っていた選手たちが朝日軍から独立。新たにゴールドスターという球団を立ち上げていた。オーナーの田村駒治郎は独立を認めなかったが、戦時下の苦しい中で自活して生き抜いた橋本たちに同情が集まり、日本野球連盟(現NPB)はゴールドスターの加盟を承認した。

 そのため朝日軍は、監督に就任した藤本定義が選手集めに走り回ることになる。戦前は東京巨人軍の監督だった藤本だが、戦時下の42年で退任。その後は駒治郎の繊維問屋「田村駒」に入社していた。藤本は巨人軍で面倒を見ていたヴィクトル・スタルヒン白石勝巳をはじめ、大阪タイガースの藤井勇藤村隆男、イーグルスの小島利男高須清など、戦前の所属球団を問わず勧誘した。戦時中に解散した球団は問題なかったが、戦後も存続している球団の場合、「選手は所属していたチームへの復帰」が基本条件となっていた。他球団に入る場合は以前の所属球団の了承が必要とされたのだ。最終的には移籍が認められるが、藤本が承認を得られる前にスタルヒンたちを試合に出場させてしまったため、没収試合や罰金が科されることになった。

 さらに・・・

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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

職業野球として日本のプロ野球が創設された戦前の時代から、プロ野球で使用されたユニフォームすべてを網羅した図鑑が完成するような連載

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