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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

プロ野球ユニフォーム物語 第63話「千葉ロッテマリーンズ編 Vol.2」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 進駐軍が推し進める民主化の中、終戦直後の日本では多くの会社で労働争議が頻発(ひんぱつ)した。一部では労働組合が会社を占拠。企業活動を自ら行う生産管理闘争も繰り広げられた。そんな世相に引っ掛けてプロ野球史家の大和球士は、戦後の新設球団ゴールドスターを「生産管理球団」と呼んだ。

 戦時中、給与の支払いが途絶えた朝日軍の選手たちは、球団マネジャーの橋本三郎が経営する工場で働き生計を立てた。戦時下、橋本の工場は奈良の御所工業学校の校舎に疎開していた。連盟戦休止後は連絡もなく、見捨てられたと考えた橋本は、終戦後すぐに自ら球団を立ち上げることを決意。ゴールドスターというチーム名で連盟に加盟申請した。

 慌てたのが朝日軍のオーナー・田村駒治郎だ。戦前に東京巨人軍の監督だった藤本定義を監督に据えチーム再建に動きだしたのだが、奈良にいるメンバーへの声掛けは後回しになっていた。急遽、藤本が説得に派遣されたが、選手の坪内道則たちは戦時下で見捨てられた状況について話し、戻る気はないと告げた。その話に藤本も同情。説得をあきらめる。

 結局、ゴールドスターは田村オーナーの反対を尻目に同情が集まり・・・

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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

職業野球として日本のプロ野球が創設された戦前の時代から、プロ野球で使用されたユニフォームすべてを網羅した図鑑が完成するような連載

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