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綱島理友の高校野球ユニフォーム物語

プロ野球ユニフォーム物語 特別編集版「ユニフォーム研究の第一人者が選ぶ個人的ベスト3」

 

左から沖学園[福岡]、八戸西[青森]、浜松開誠館[静岡]


戦争と無縁の漢字化


 高校野球のユニフォームにも流行がある。戦前の強豪校に多かったのが大学の形を踏襲しているスタイルだ。付属校でもないのに、早大や慶大などに似ているユニフォームが結構ある。その理由については、野球部の卒業生が母校へ指導に来て、ユニフォームも進学先のスタイルを持ち込んだという話を関係者から聞いたことがある。

 そしてこのパターンは、戦後にも一つの流れとして引き継がれた。

 たとえば胸マークが花文字でエンジ色の早大型として代表的なのは愛媛の松山商、群馬の高崎高、山口の岩国高などがある。

 ブロック体の慶大型は新潟明訓、香川の高松商、宮城の仙台育英、秋田の大館桂桜あたりだろうか。

 ヒゲ付き筆記体の明大型は茨城の水戸商、愛知の愛工大名電、静岡高などが挙げられる。

 戦前のユニフォームの学校名は、ほとんどがアルファベットだった。ユニフォームの胸マークに漢字を採用しているのは、戦後になって勃興してきた学校が多い。

 戦時体制下でも興行を続けようとしたプロ野球は、世の中の空気に忖度して、野球の日本化を進め、チーム名を日本語化し、ユニフォームのマークにも漢字を採用した。そこにはどちらかというと・・・

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綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

職業野球として日本のプロ野球が創設された戦前の時代から、プロ野球で使用されたユニフォームすべてを網羅した図鑑が完成するような連載

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