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能見篤史コラム

能見篤史コラム 第12回「データの活用法」

 

ブルペンに設置したさまざまな機器により投手は数値で“答え合わせ”ができる[写真=桜井ひとし]


 どのスポーツでもデータ分析は行われていると思いますが、野球界も、活用するデータは以前より格段に細かく、幅広くなっています。僕がプロに入ったころは、打者の場合なら、どのコースの球を得意としているか、どんな変化球をよく打っているかといったシンプルな傾向だけでした。あとは選手自身が実際に対戦して、自分の中のデータを増やしていく。でも今はあらゆるものが数値化されています。どのコースをどれだけ打っているか、球種別の得意不得意などがすべて数字で表される。それだけでなく、「回転数がこれぐらいのストレートに対しては、こんな結果が出ている」というふうに、ボールの質によっても細分化されます。

 打者から見る投手も同じ。「あの投手はストレートの回転数がこれくらいでホップ成分が強いので、普段より少しボールの上を狙うような意識で振ろう」というふうに。互いに相手を把握しやすくなっている。もちろん実際に対戦しなければ分からないこともあります。打者が実際に打席に立つと、投手の球が想像していたよりも体感的に速く感じることもある。球持ちがよく、ボールを離す位置が他の投手より打者に近い場合などはそうなります。ですから実際の勝負の中で・・・

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能見篤史のノウミ発見伝

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能見篤史が、多角的な視点で私見を綴る隔週連載コラム。自らの経験談に加え、グラウンド外から見えた新発見も!

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