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能見篤史のノウミ発見伝

能見篤史コラム 第19回「侍ジャパン強化試合を終えて」

 

11月15日の韓国との強化試合、9回に登板した平良は二死一塁で初球を投げる前に18秒が経過。ピッチクロックを適用されたものの、最後は見逃し三振でゲームセット。右は捕手の若月健矢[写真=高原由佳]


 11月15、16日に侍ジャパンの強化試合・韓国戦が行われました。一番の収穫は、NPBでは導入されていないピッチクロック、ピッチコムを選手たちが試合の中で体験できたことです。実際に試合で使ってみなければイメージが湧かない部分もあったと思いますが、この2試合で選手それぞれ改善点など感じたところが多くあったようでした。

 ピッチクロックは、走者がいない場面では15秒、走者がいる場面では18秒以内に投球動作に入らなければいけないというルールですが、日本人選手は真面目なので、秒数ギリギリまで使うということはなかなかできていませんでした。どうしても投げ急ぐ傾向が見えて、「もう少し余裕を持ってもよかったかな」と話している投手が多くいました。

 一方で、捕手がピッチコムで伝えるサインに投手が何度も首を振ると・・・

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能見篤史が、多角的な視点で私見を綴る隔週連載コラム。自らの経験談に加え、グラウンド外から見えた新発見も!

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