
インコースの打ち方を教わる中で、ヒップターンの動きを身に付けた。現役時代のバッティングにつながったよ[写真=BBM]
僕が日本で現役時代を送った1980年代、90年代に比べると、今の日本人選手は体が大きくなり、パワーも付いてきた。ストレッチやウエート・トレーニングが普及した成果だね。
日本人選手は、本当によく練習をする。毎日毎日、一生懸命練習をして、完全オフの日をつくらない。「今日はウエートの日」とか、スケジュールを決めてウエートを入れるのでなく、試合前にもウエートを取り入れている。野球の試合そのものも時代によって変わってくるけれども、ウエートの普及が日本の野球を変えた部分は、大いにあると思う。
ただ、今も日本人選手とメジャー・リーガーのスイングはまったく違う。メジャー・リーガーは腰を速く回し(Hip turn=ヒップターン)、体全体を使ったスイングをするが、日本人選手はそれがないか、あっても遅い。ヒップターンはバッティングにおいて、とても大切な要素だ。縦型洗濯機で洗濯物を回しているところを思い浮かべてほしい。洗濯槽内に水流で渦巻をつくり、衣類を回転させて汚れを落とす。この回転が強く、高速になればなるほど、衣類の汚れがよく落ちる。野球のヒップターンも・・・
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