プロの現役選手でユニフォームを着ている段階から、次のステップへの準備を進めていた。もちろん、白球に真摯に向き合うことが大前提。コンサルティング会社でキャリアを積み、その後の選択も広がっている。 取材・文・写真=尾辻剛 
小・中・高を中心に野球のパフォーマンス向上支援サービス「FastBall」を担当している
取り戻せなかった感覚
自力で挑戦したい思いが強かった。元
ヤクルト投手の
久古健太郎は現役引退後、コンサルティング会社に入社。現在は主にスポーツAI、スポーツデータ分析の分野でデジタルイノベーションを推進する「ライブリッツ株式会社」で勤務している。選手時代の経験も生かし、さまざまなデータを計測して活用。野球のパフォーマンス向上支援サービス「FastBall(ファストボール)」を担当している。
「中学生や高校生を
メインに活動しています。直接、選手と触れ合う機会もあり、数値が伸びたときにすごくうれしそうにしている様子を見ると、自分たちが取り組んでいる意義があるなと思いますね。選手たちが上達するためにやっているので、それを肌で感じられるのは、やっていて楽しいなと感じる部分です」
自身もコツコツ努力してきた。国士舘高、青学大を経て2009年に入社した日産自動車では、入部2週間ほどで同年限りでの野球部の休部が決定。野球が継続できない危機に陥った。だが翌10年に移籍した日本製紙石巻でチームを初の都市対抗出場に導くなど存在感を示し、同年ドラフト5位でヤクルトに入団。1年目から52試合に登板して・・・
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