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元NPB選手のセカンドキャリア

COSYS・筒井正也(元広島ほか)「これからの20年、本当に大事に生きたいという思いがありました」

 

50歳の節目を前に、大きな決断をした。選手、スコアラー、査定として愛着のある中日を今年3月に退団。愛する家族のために転職し、新たな道で模索する日々を過ごしている。
取材・文・写真=尾辻剛

筒井氏が手にする『4F HANDGRIP』は、ボールを握る、投げる動きに限りなく近い姿勢でトレーニングできるグリップ強化ツールだ


直面した厳しい世界


 知名度アップへの野望がある。元広島、中日投手の筒井正也は今年4月から、都内の野球用具メーカー「COSYS(コーシーズ)」に勤務している。選手時代の3年間を含め、24年間を過ごしたプロ野球界を離れ、出身地の東京に戻って再出発。4月11日に50歳を迎え、心機一転の取り組みを進めている。

「正式に入社してまだ1カ月なので、本来やらなきゃいけない業務の2%ぐらいしか経験できていません。でも、明確な目標があります。このCOSYSというブランドを、野球をやっている人なら誰でも知っているぐらいまで認知度を上げたい」

 さまざまな経験をしてきた。国士舘高では2年春のセンバツに出場。市船橋高との3回戦で9回途中から救援登板すると、延長14回まで無失点に封じてサヨナラ勝ちに導いた。投打で中心選手として活躍し、3年夏の西東京大会は3本塁打を放つなど、高校通算30本塁打。「打撃のほうが好きだった」と振り返るが「プロに行くには投手のほうがチャンスがある」と進学した国士舘大では指名打者制もあって投手一本に絞った。

 2年時には・・・

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元NPB選手のセカンドキャリア

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