チャレンジとアップデート。成長と進化を求めて、仕事に当たっている。プロ野球の世界では一軍の舞台に立つことはできなかったが、広告業界というステージで花を咲かせている。 取材・文・写真=尾辻剛 
大手広告代理店・電通のグループ会社に勤務。多忙な日々を過ごしている[写真=尾辻剛]
25歳で夢のプロ入り
プロでは大きな成果を残せなかったが、日本有数の企業で確かな実績を築いている。元
ヤクルト外野手の久保田智は現在、電通グループ会社の電通プロモーションに勤務。アカウントリード本部の第1アカウント事業部でプロモーション業務に従事している。プロ野球界を離れて20年目。49歳を迎えた今も、向上心に衰えはない。
「野球をやめたのは悔しいですよ。『もっとやりたかったな』という気持ちは、ずっとあります。やめたときは『見返す』と言っていたけど、今はそういう感情とは違うかもしれないですね。しっかりやれているのか分からない。まだまだ途中だと思っている。おじいちゃんになったとき、『良かったな。楽しかったな』と思えればいいですよね」
浦和学院高では1年夏からベンチ入り。2年生で四番を担った1994年は夏の甲子園に出場した。東洋大では4年春に首位打者を獲得。卒業後は川崎製鉄千葉(現・JFE東日本)に入社した。3年連続で都市対抗に出場し、社会人日本代表も経験。2002年のドラフトでヤクルトから10位指名を受けた。下位指名でもあり、会社に残って安定した生活を送る選択肢もあった中、「小さいときからどうしてもプロに行きたい思いがあった。指名されたら行くしかない」と迷いなく決断。25歳で夢のプロ入りを果たした。
だが・・・
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