一度は挫折、波乱万丈の野球人生だった。それが、いまでは強み。「体技心」の重要性を訴え、マンツーマンでトレーニング指導に当たる。その熱量は、利用者に十分届いている。 取材・文=尾辻剛 
ジム経営は6年目。自身の経験を生かし、アマチュア野球の指導者を目指している[写真=尾辻剛]
高校1年秋に退部
心が強くなり、技を磨いてプロとなった右腕は、まず体を強くすることの重要性を説く。元
オリックス投手の
西川雅人は現役引退後、物流業界の仕事に就き、2021年に独立。兵庫県姫路市飾磨区でパーソナルトレーニングジム「BB LABO.」を経営している。トレーニングの重要性を丁寧に説明しながら利用者と一緒に汗を流し、マンツーマンで野球の技術指導も行っている。
「野球を含め、スポーツにおいてトレーニングは非常に重要だと考えています。一般的には『心技体』と言いますが、僕は『体技心』の順番が大切だと思っています。まずはしっかりプレーできる体をつくる。そこから技術が身につき、パフォーマンスが向上し、結果が出ることで自信が生まれ、最後に心も強くなっていく。僕自身、プロ野球を経験して、体づくりこそが、技術向上への一番の近道だと感じました」
野球歴は異色だ。中学時代は兵庫県内のボーイズリーグで遊撃手として・・・
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