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平良海馬コラム

平良海馬コラム 第1回 先発転向「重要なのはリスクの低いピッチング」

 


先発転向へ準備したこと


 今季から先発に役割が変わり、順調なスタートを切れました。特に初登板の3月29日、ロッテ戦(ZOZOマリン)で9回を投げられたことが大きかったです。

 2023年も先発をしていましたがフォーシームの平均球速は151.3キロ。今年は同152.7キロと球速が上がっています(6試合登板時点、以下同)。まだシーズン序盤なので体のリカバリーが追いついていなかったり、5月3日のロッテ戦(ZOZOマリン)は腕の張りで1回終了後に交代したりしましたが、今後もっと良くしていけたらと思います。

 昨季のクローザーから先発になり、一番変わったのは球数です。100球くらい投げても試合の最初と最後で球速が変わらないように、シーズンオフから取り組んできました。長いイニングを投げるためには耐久性が必要になるので、昨年の7月ごろから体脂肪を落とし始め、体重を約7kg減らしています。同時に筋量も少し減ってしまうけれど、それは仕方ないかなというところです。

 中継ぎの場合は体に重さがしっかりあって、その体を動かしていくほうが短いイニングで力を出す分にはいいです。でも先発の場合、それでは長いイニングは持たないと考えて体脂肪を落とすことにしました。有酸素運動などで動く量を調整し、体組成(筋肉、脂肪、骨など体を構成する組織)をほぼ毎日測りながら食事の量をコントロールしています。

 僕は「食べたいものを食べる」という考え方はそんなになく、「今の体組成だったら、これくらい食べてもいいかな。もう少し増えてきたら、食事量をちょっと減らしていこう」と日々取り組んでいます。ちなみに食べていいときに口にするのは甘い系とかですね。

 先発をするにあたり、トレーニングの内容も変えました。ピッチングは「重さ×加速度=力」となりますが、今季開幕前のオフは重さというより加速度を強調して取り組みました。ボックスジャンプなど瞬発系の比重を増やし、それが長くできるように練習しました。

 そうして体重を7kg落としましたが、今後慣れてきたら・・・

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