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戦国東都が誇る右腕の特別な思い

注目右腕クローズアップ[1] 東浜巨[亜大]

 


戦国東都が誇る右腕の特別な思い



いよいよ幕を開けた2012年のドラフト戦線。その中心となる存在はこの男で間違いない。08年春、沖縄尚学高のエースとしてセンバツを制した右腕は、進学した亜大で全国屈指のレベルを誇る“戦国東都”を代表する投手に成長した。亜大史上初の主将兼投手となり、高校以来の背番号「1」を背負って迎えた大学ラストイヤー。その胸には誰よりも強い、チームの日本一、そしてドラフト1位でプロ入りへの思いが秘められている。
取材・文=轡田哲朗、写真=斎藤豊、BBM

08年春、沖縄尚学高のエースとしてセンバツを制し、9年ぶりに紫紺の大旗を沖縄に持ち帰った


記録づくめの右腕早くも争奪戦の様相


 2011年のドラフトは、東海大・菅野智之(北海道日本ハム1位拒否)、東洋大・藤岡貴裕(千葉ロッテ)、明大・野村祐輔(広島)、の「大学BIG3」が中心となり、その動向に大きな注目が集まった。その前年も、6球団が競合した早大・大石達也(埼玉西武)を筆頭に・・・

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