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侍ジャパン常設化 復興試合までの経緯とNPBの意図

 

3月10日に行われる、台湾代表との「東日本大震災復興支援ベースボールマッチ」を皮切りに、日本代表・侍ジャパンの常設化がスタート。NPBとしては今後、定期的に代表戦を行っていく考えだが、果たして、常設化に至った経緯とはどのようなものだったのか。

常設化と切り離せないWBC参加問題


「選手には代表としての名誉があり、子どもたちには夢を与える。競技人口の拡大のために日本代表常設を長期的に運営管理していく」

 昨年10月7日のオーナー会議。「侍ジャパン」の常設化について加藤良三コミッショナーは、そう話した。そして新生「侍ジャパン」の初陣に、3月10日、昨年起こった東日本大震災の復興支援試合として、台湾代表との一戦が決まった。

 まずは大きな一歩と捉えるべきか――。昨年のオーナー会議で議長を務めた、楽天・島田亨オーナーは「代表の常設化は以前からの課題。WBCとは別のものとして考えている」と話した。だが・・・

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