おめでとう、そして感動をありがとう! ゴールデンウィーク真っただ中、子どもの日の5月5日に、東京ドームが大きな歓声に包まれた。 2002年まで巨人に在籍し、昨季限りで現役を退いた松井秀喜の引退セレモニーならびに、同氏と同氏の恩師でもあり、日本プロ球界を象徴する長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督の国民栄誉賞授与式が行われ、超満員の東京ドームは祝賀ムード一色に染まった。 写真=榎本郁也、高塩 隆、小山真司、高原由佳、日本雑誌協会代表撮影、AP
心温まる師弟愛 4万6707人とパンパンに膨れ上がった東京ドームの観衆のお目当てはもちろん、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督と松井秀喜氏。5月5日、両氏のかつてのホームグラウンドで国民栄誉賞授与式(これまでに20個人1団体が受賞。野球界では
王貞治氏、
衣笠祥雄氏の2人)が行われ、日本中の野球ファンを沸かせたミスタープロ野球と、日米で愛された稀代のスラッガーの晴れの舞台を祝った。
グラウンドに敷かれた赤じゅうたんの上を颯爽と歩いた2人は、おそろいの濃紺スーツに、細いストライプシャツ、そして水玉模様のネクタイ姿。「同じ服装にしたい」という松井氏の願いを受け・・・
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