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高校生編

[保存版]2013ドラフト候補100選手名鑑

 

5月に入り、各地で多くの大会が開催され、「2013ドラフト」がいよいよ本格化している。
ここでは高校生、大学生、社会人の有力選手100名を選手名鑑として一気に紹介していきたい。
主役は松井裕樹だけではない。隠れた逸材を探してみよう。
[凡例]
(1)生年月日(2)投打(3)身長体重(4)12年秋の新チーム結成以降の成績(5)甲子園実績(6)甲子園通算成績(7)選手のタイプ(8)寸評
※データは5月12日現在


大串和弥[投手・北照高]

おおぐし・かずや
(1)1996.1.30
(2)左左
(3)173cm73kg
(4)12秋=北海道大会優勝・神宮大会4強
(5)12センバツ1回戦、13センバツ8強
(6)4試合2勝2敗 33回1/3 自責点12 防御率3.21
(7)岡田俊哉(中日)
(8)旧チームからエースを務め、今春のセンバツではチームをベスト8へ導いた。状況に応じた巧みな投球ができるのが強みだ。今春のセンバツでは、初戦の菰野高戦でカーブを2球しか投げなかったが、続く尚志館高戦ではこの球種を多投し、相手を幻惑。持ち球はチェンジアップ、スライダー、スクリュー、ツーシームと豊富である。



白鳥 翔[投手・一関学院高]

しろとり・しょう
(1)1994.4.9
(2)右右
(3)186cm87kg
(4)12秋=岩手大会4強
(5)なし
(6)なし
(7)青山浩二(東北楽天)
(8)昨年の岩手は花巻東高・大谷翔平(現北海道日本ハム)が話題を集めたが、今年はこの141キロ右腕が主役の座を虎視眈々と狙っている。カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットと球種が多彩であり、2年春の東北大会準々決勝では光星学院高(青森)に惜しくも敗れながらも、被安打5の3失点完投と力投を演じている。



松山大志[投手・習志野高]

まつやま・たいし
(1)1995.4.6
(2)右右
(3)182cm88kg
(4)12秋=千葉大会優勝・関東大会8強、13春=千葉大会8強
(5)11選手権8強
(6)4試合12打数5安打0打点、打率.417(登板なし)
(7)川上竜平(東京ヤクルト)
(8)千葉の佐倉シニア出身で2学年上の宮内(現明大)を追いかけるように習志野高へ。1年生ながら強豪・習志野高で夏から四番を任されるほどの才能を持ち合わせる。新チームではエースで四番、まさに大黒柱である。3年春の県大会では千葉明徳高との3回戦で左越えの120メートル弾を放つなど、その長打力に大きな関心が集まっている。


中村祐太[投手・関東一高]

なかむら・ゆうた
(1)1995.8.31
(2)右右
(3)181cm75kg
(4)12秋=東京大会1回戦、13春=東京大会8強
(5)12センバツ4強
(6)4試合3勝0敗 30回 自責点6防御率1.80
(7)釜田佳直(東北楽天)
(8)昨年のセンバツで3試合連続完投勝利を挙げ、4強入りに大きく貢献した本格派右腕で、「直球勝負」が身上。球持ちが良く、打者の手元で伸びを感じさせ、それと同時に制球力も安定している。だが、昨夏は左股関節痛の影響もあり4回戦敗退、同秋は1回戦で姿を消した。故障個所を完治させ、最後の夏へ万全の態勢で臨めるか



松井裕樹[投手・桐光学園高]

まつい・ゆうき
(1)1995.10.30
(2)左左
(3)174cm74kg
(4)12秋=神奈川大会8強、13春=神奈川大会準優勝
(5)12選手権8強
(6)4試合3勝1敗 36回 自責点9 防御率2.25
(7)杉内俊哉(巨人)
(8)昨夏の甲子園で新記録の22奪三振をマークし、一躍スポットを浴びた、今ドラフトの超目玉サウスポー。最速147キロのストレートに、「消える」と言われるタテに割れるスライダーが最大の武器。これにチェンジアップが新たに加わり、ますます手が付けられなくなってきている。目標の「全国制覇」へ、その準備は着々と整っている。
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