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スペシャルインタビュー トニ・ブランコ[横浜DeNAベイスターズ]

 

開幕前にはこんな記録が出ると誰が想像しただろうか――。
4月は14本塁打をマークし球団の月間最多本塁打記録を更新。
さらに42試合目で放った20号本塁打は日本球界歴代3位のスピードで、あのミスタープロ野球・長嶋茂雄の記録と並んだ。
そしていまや、日本記録更新さえ期待されているのが、横浜DeNAの主砲ブランコだ。
日本球界を盛り上げるド派手なアーチを連発し、統一球を歯牙にもかけない大砲にせまった。
通訳=青木ケン(横浜DeNAベイスターズ)
取材・構成=佐野知香、写真=川口邦洋、高塩隆

一番は経験を積んだこと二番は環境の変化

――断トツのリーグトップを走る本塁打数を筆頭に、安打数、打率、打点でも、開幕からセ・リーグ上位をキープしていますね。

ブランコ これまでの自分のコンディションは絶好調だね。本当にいいペースで来ているので、いまはこのペースを崩さないように、継続させていくだけだね。

――今季の好調に最も影響を与えていることは何でしょうか。

ブランコ 一番は経験だろうと思う。今季、日本球界でプレーするのは5年目となり、対戦チームの投手のことを分かってきたということが大きいね。次に環境の変化。DeNAに移籍して、活躍をとても期待されている。それに応えたいという気持ちがプレーに表れていると思う。

――狭い横浜スタジアムがホームになった影響はありますか。

ブランコ 狭いという影響もあるけど、それよりも横浜スタジアムは・・・

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