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強力巨人打線に挑んだ投手の群像 20世紀後半編

 

 ここまでに挙げた4投手をGキラー投手の“レジェンド”と分類。このほかでは20世紀最後の球界を彩った4投手が大きなインパクトを残した。

“精密機械”は竜倒だけではない
北別府学[元広島]
きたべっぷ・まなぶ●1957.7.12生/右投右打/1976〜1994広島
【通算成績】515試合213勝141敗 防御率3.67
【対巨人成績】30勝33敗 3完封


 北別府学は中日戦は通算52勝27敗と、“竜キラー”の呼び名の方がふさわしいかもしれない。それでも、偉大なる先人に続き対巨人30勝という「大台」を突破。82年には20勝をマークして最多勝と沢村賞を獲得する。精密機械と称されるほどのコントロールを武器に長く活躍した。

驚異の勝率誇り、G倒で100勝
野村弘樹[元大洋・横浜]
のむら・ひろき●1969.6.30生/左投左打/1988〜2002大洋・横浜
【通算成績】301試合101勝88敗 防御率4.01
【対巨人成績】25勝17敗 2完封


 サウスポーの野村弘樹は・・・

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