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大学生編

2014ドラフト候補厳選カタログ 大学生編

 

山崎福也[明大]
やまさき・さちや[投手]◎186cm88kg/左投左打/1992.9.9生
選手のタイプ:山田大樹(福岡ソフトバンク)
経歴:東京・日大三高

◎主な実績
【高校】
・09選2回戦(2-3東北高)
試2打7安1本0点0率.143
・10セ準優勝(5-10興南高)
試5勝3負1回42 1/3責12防2.55
・10夏西東京大会(5-6日大鶴ヶ丘高)
【大学】
タイトル:ベストナイン2回(13春、13秋)
・東京六大学通算
試43勝16負6回188 2/3責41防1.96
【全国大会実績】
・13大学選手権=4強
試2勝1負0回15 1/3責3防1.76
・13神宮大会=準優勝
試2勝0負1回6 2/3責3防4.05

 新年の誓いは「4連覇」。38年ぶりに達成した春秋連覇を、2年続けてやってのけるというわけだ。「今までは先輩がいる安心感があったけど、これからは自分がやらないと」。昨年から明治のエースナンバーである「11」を背負うサウスポーは表情を引き締めた。昨年は年間11勝を挙げたが、さらなる球質、股関節の柔軟性を求め、100キロほどの負荷でのスクワット・トレーニングに着手している。最速149キロの直球に大きく割れるカーブ、スライダー、フォークなどを操るが、その精度も増しそうだ。通算勝ち星「16勝」は現役単独トップだが「1つずつ積み上げるだけ」。また、山崎福也といえば“連投”が代名詞で、昨春は16試合中11試合に登板。マウンドに立ち続けるのがエースとしての仕事だ。

石田健大[法大]
いしだ・けんた[投手]◎180cm80kg/左投左打/1993.3.1生
選手のタイプ:塩見貴洋(東北楽天)
経歴:広島・広島工高

◎主な実績
【高校】
・10夏広島大会8強(6-10広島観音高)
【大学】
・東京六大学通算
試30勝15負6回163 2/3責48防2.64
【全国大会実績】
・12神宮大会=準優勝
試2勝0負0回3責0防0.00

 昨年末の大晦日。広島で同郷の早大・有原航平(広陵)らと食事をしたという。「グラウンド外では良い友達ですが、野球ではライバルなので負けたくない」。広島工高時代から本格化左腕として騒がれていたが有原と同様、プロ志望届の提出を見送った。「考えてはいましたが、高校時代の監督とも相談し『焦らないで良いのでは』という結論になりました」。東京六大学では明大・山崎福也の16勝に次ぐ、通算15勝。2年時に150キロの大台を突破し、キレのある真っすぐはスカウトの間でも「1位は間違いない」と高い評価を受けている。1月7日の始動日にはNPB8球団が視察。「プロという目標が叶うか叶わないかの1年を、濃いものにしたい」。目標は年間10勝。12年秋以来のリーグ制覇へ導くつもりだ。

山崎康晃[亜大]
やまさき・やすあき[投手]◎177cm85kg/右投右打/1992.10.2生
選手のタイプ:大竹寛(巨人)
経歴:東京・帝京高

◎主な実績
【高校】
・09選8強(3-6県岐阜商高)
試1勝0負0回3責0防0.00
・10セ8強(0-5興南高)
試1勝0負0回2 1/3責17防1.70
・10夏東東京大会5回戦(6-14国士舘高)
【大学】
タイトル:ベストナイン1回(13春)
・東都大学一部通算
試24勝8負2回90責17防1.70
【全国大会実績】
・12大学選手権=準優勝
試2勝0負0回22/3責0防0.00
・13大学選手権=準優勝
試4勝2負1回20責5防2.25
・11神宮大会=2回戦
試1勝0負1回7責1防1.29
・12神宮大会=4強
試1勝0負0回1責0防0.00
・13神宮大会=優勝
試3勝1負1回10責2防1.80

 2学年上の東浜巨(現ソフトバンク)、1学年上の九里亜蓮(現広島)から受け継いだ“伝統”を実践した。山崎康晃は1月12日、今季初ブルペンに入りNPB4球団のスカウトが見守る前で188球。行動で示していくのが、亜大エースの真髄である。「今年のテーマは先発完投。昨年までは・・・

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