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球界200人アンケート「史上最高の投手は誰だ!?」

「最強投手ランキング」 8位以下を大発表!

 

今回の球界200人アンケートで挙がった投手の名前は全部で56人。カラーページでは上位7人を発表したが、ここからはそれに続いた投手たち紹介していく。
大黒柱を担った先発から、屈指の存在感を放った守護神まで、いずれも鮮烈な印象を刻んだ名投手たちばかりだ。


8位(6票)
江夏豊
[阪神1967〜75年、南海76〜77年、広島78〜80年、日本ハム81〜83年、西武84年]
【NPB通算成績】 829試合 防御率2.49 206勝158敗193S


村田真一[巨人] 子どものころにあこがれていた存在ですね
野村祐輔[広島] 9者連続三振だけでもすごいのに、それをオールスターでやった。すご過ぎます
衣笠祥雄[元広島] スピード、コントロール、記憶力がそろっている。阪神時代は全然打てずに、南海に移籍してホッとしたのを覚えています
平松政次[元大洋] あの低めの真っすぐが伸びていくストレートは投げられなかったし、うらやましかった
小林誠二[元広島ほか] とにかく速かった。伸びがすごかった
新浦壽夫[元巨人ほか] 対ピッチャー目線で言うと、阪神時代の先発完投型のころです。真っすぐに勢いがあり、すべての球種がすごかった。何より、ONに向かっていくピッチャーとしての闘争心ですね

8位(6票)
村田兆治
[ロッテ1968〜90年]
【NPB通算成績】 604試合 防御率3.24 215勝177敗33S


袴田英利[西武] 球を受けた中では江川さん、村田さん、伊良部。江川さんは大学時代に受けたが制球力、キレ、スピードがあった。村田さんはバッターに対する気持ちがすごかったし、ボールもスピードがあった。フォークもすごかった。大手術から立ち直って、球威を取り戻したというところで村田さんに1票
立花義家[ロッテ] 真っすぐは唸りを上げて向かってくるし、フォークはすとーんと落ちて、スライダーもキレる。打席で僕は小バカにされていたんじゃないかな(笑)。対戦するのがとても楽しみでした
柏原純一[日本ハム] とにかく真っすぐが速かった。フォークよりも断然、あのスピードの方が印象に残っているよ
吉竹春樹[阪神] フォークが消えたからね。対戦したのは現役晩年だったけど、それでもスピードも落差もすごかった。全盛期はどれほどだったのかと思うよ。あのダイナミックなフォームも印象的
大野豊[元広島] 若いときにオープン戦で対戦し、実際に打席に立ったが、投手にも本気で投げ、フォークまで使ってきた。勝負へ挑む姿勢の厳しさを教わった
簑田浩二[元阪急ほか] 豪快なフォームから繰り出すストレートが速く、手強かったです。スピードガンのない時代ですが、常時150キロは出ていたはず

8位(6票)
津田恒実
[広島1982〜91年]
【NPB通算成績】 286試合 防御率3.31 49勝41敗90S


則本昂大[楽天] バース(阪神)から3球すべて直球で三振を取った。直球がすごくてかっこ良かった
中郷大樹[西武] 現役時代を見たことはないのですが、当時の映像を見たり、本を読んだりして。あれだけマウンドで強気に投げられるのはすごい。津田さんのようなピッチャーになりたいと思っています
久保裕也[巨人] 子どものころに見てすごいな、と印象に残っています。広島ファンというわけではありませんでしたが、津田さんは覚えています。打者のスイングに負けない剛速球を投げられていた
高信二[広島] 津田の真っすぐよりすごいボールは見たことない。味方で良かった
西村徳文[元ロッテ] オールスターで対戦したんだけど、その場限りで対応するのは、あのスピードではちょっと無理。速球のインパクトの大きさで津田かな
青島健太[元ヤクルト] 86年に広島が神宮球場で優勝を決めたとき、最後の打者が自分。ほとんどが真っすぐだったが、その球に魂が込められていた

8位(6票)
藤川球児

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