週刊ベースボールONLINE

 






開幕カード VS北海道日本ハムファイターズ(札幌ドーム)
2013年対戦成績:11勝12敗1分 勝率.478
ビジターゲーム対戦成績:4勝8敗 勝率.333



開幕直前ポジティブPOINT
四番候補の新外国人移籍を含む新加入選手開幕に向け競争激化
開幕直前ネガティブPOINT
オープン戦8連敗
途切れる打線にこぼれるため息

 打線が機能せず、3月7日の巨人戦(京セラドーム)から16日現在で8連敗を喫している。やはり、打線のカギを握る糸井、ペーニャの離脱が大きく響いているようだ。ただ、右ワキ腹痛で2月中旬から別調整が続いていた糸井は、16日のDeNA戦(横浜)で一軍に合流。出番はなかったものの、試合前練習では故障以来、初めてとなる屋外でのフリー打撃を行い、サク越えを5本放った。あとは、糸井と同様の右ワキ腹痛で3月上旬から離脱している四番候補のペーニャが復活すれば、湿り切った打線に活気も出てくるだろう。また、2月下旬に左足甲を痛めていた谷も、順調な調整具合を見せ21日の阪神戦(京セラドーム)からの一軍合流が決まった。

 開幕を控え、森脇監督の中では「いろいろ見てきたが、一番はヘルマンが良さそう。三番は糸井」と、構想は固まりつつあるようだ。出塁率の高いヘルマンが塁に出ることで、チームにいい流れを呼び込みたい。四番候補には、故障離脱中のペーニャ、メジャー80発のベタンコート、和製大砲・T-岡田の名前が挙がる。昨オフに体を絞り、シャープなスイングを取り戻したT-岡田は、11日の広島戦(同)でオープン戦初アーチとなる推定距離130メートルの特大2ランをマークした。実際には16打席ぶりの安打と、絶好調とは言えないまでも、開幕四番に向けアピールした。

 先発陣は、金子、西、ディクソンの三本柱に岸田、井川、松葉、東野峻らが開幕ローテ入りを争う。インフルエンザにかかった金子の代役で、6日に急きょ登板した東野は3回を2安打1失点と好投を見せ候補に急浮上。一方で、開幕一軍入りが期待されていたドラ1の吉田一将は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング