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2014大予想大会のオープニングを飾るのは、30人のプロ野球解説者&プロ野球OBのみなさん。オフの補強、春季キャンプ、そしてオープン戦をつぶさに観察し総合的に判断していただいた結果、プロフェッショナルな30人が自信を持って導き出した結論がこちら。<また、注目選手は今季のプロ野球を楽しむ上で、欠かせないと推薦してもらった選手たち。読者の皆さんにも観戦の際にはぜひ、注目して見ていただきたい。

※1位=6pt、2位=5pt、3位=4pt、4位=3pt、5位=2pt、6位=1ptで換算




 2013年の覇者・楽天の連覇を予想する声は少なく、ソフトバンクが11年以来の覇権を奪回すると24名が支持した。「力のあるチームが昨年4位に沈み、獲得した外国人や日本人は、日本で実績がある選手。何としても優勝するという意気込みが伝わる補強」(松沼博久)、「補強が成功して、他5球団とはかなり大きな戦力差がある」(西村徳文)、「大型補強を行ったおかげで、シーズンを通して戦力を落とさず戦える」(吉村禎章)、「李大浩が入って、攻撃力が大幅アップ」(高橋直樹)と、李(前オリックス)、鶴岡慎也(前日本ハム)など、オフの大型補強を評価する意見が圧倒的。「他チームより確実に戦力があり、これで優勝しなければ逆におかしい」(山田久志)との声まで。

 一方で、1位としながらもその補強には不安もあるという。「すべてが機能するか分からない」(荒木大輔)、「選手がダブついていて、うまく使わないとチームの雰囲気が悪くなる」(武田一浩)。競争はチームを活性化させるが、度を超えると士気が下がる危険もはらんでいる。すべては秋山幸二監督の手綱さばきに懸かっていると言えそうだ。

▲パ注目度No.1 松井裕樹/「高卒新人であれほどの完成度と度胸は久々」[大友進]、「新人で左腕がプロでどれだけやれるか」[藪恵壹]、「対戦を重ねてどのような進歩を見せるのか」[西村徳文]。田中将大が去った穴を埋める1人として新たなスター候補へ大きな期待が寄せられている。






 昨季初優勝を飾った楽天だが、連覇には届かないという意見が多い。「田中(将大、現ヤンキース)が作った昨季の貯金24をどう埋めていくか」(岩本勉)と、やはりその最たる理由は絶対的なエースの不在だ。とはいえ…

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