昨年の則本昂大(東北楽天)、小川泰弘(東京ヤクルト)のように、ドラフト2位がいきなり活躍するケースが目立っている。トップを追うこのグループからも飛躍を見せる選手が現れるか。中村スカウトの短評とともにお届けする。 13位 高濱祐仁[横浜高] たかはま・ゆうと[遊撃手]182cm/82kg/右投右打/1996.8.8生
選手のタイプ: 堂上直倫(
中日)
合計 83.5点 打力 20.0
守備力 16.0
走力 14.5
精神力 15.0
将来性 18.0
未知の力秘める右の大砲 1年春から出場機会をつかみ、同春関東大会から四番に座る。
ロッテに在籍する兄・卓也は左打ちのアベレージタイプだが、弟は右の長距離砲。昨夏は神奈川大会準々決勝で桐光学園高・
松井裕樹(現東北楽天)からバックスクリーン弾を放ち、甲子園でも当然のように左翼席へ。今春センバツでも2安打(1二塁打)2打点と横浜に“高濱あり”を印象付けた。
中村メモ 「打撃で発揮する柔らかいリストが最大の魅力で、プロの世界で待ち望まれている右の長距離砲である。中軸を任せられる存在感あり」
14位 飯塚悟史[日本文理高] いいづか・さとし[投手]187cm/83kg/右投左打/1996.10.11生
選手のタイプ: 大塚豊(北海道
日本ハム)
合計 83.0点 球速 16.0
変化球 16.0
制球力 16.0
精神力 15.0
将来性 20.0
存在感抜群の“二刀流” 昨秋の神宮大会決勝では8点差を逆転されて優勝を逃し、今春センバツでも延長13回の末にサヨナラ負け。2度の悔し涙も、右腕の存在なしにチームの躍進は語れない。恵まれた体格を生かし、力強いストレートを投げ込む本格派は、そのセンバツでは13回184球を1人で投げ抜くタフさも見せた。なお、神宮大会3本塁打の打撃も秀でた“二刀流”でもある。
中村メモ 「投打に注目される右腕だが、現状ではその投球術には淡白さがある。粘り強さを身に付けたい。長打力は魅力的な部分」
15位 田嶋大樹[佐野日大高] いいづか・さとし[投手]187cm/83kg/右投左打/1996.10.11生
選手のタイプ: 森雄大(東北楽天)
合計 83.0点 球速 16.0
変化球 16.0
制球力 18.0
精神力 15.0
将来性 18.0
急上昇中の奪三振マシン
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