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球界200人が選んだ!内野守備ランキング

歴代の名一塁手の系譜

 

 今回のアンケートでは一塁手に1票も入らなかったが、歴代の名一塁手の一部を紹介する。

 戦死したため、キャリアは短いが、どんな送球も捕ることから“タコ足”と呼ばれた伝説の一塁手、中河美芳がいる。股関節が柔らかく、股を開いて地面にピッタリついて捕球することができたという。

▲中河美芳



 タコ足2世と呼ばれたのが南海、ヤクルトで活躍した飯田徳治。俊足を生かして一時外野に転向したが、その捕球技術は職人芸と言われた。

▲飯田徳治



 王貞治はショートバウンドをすくい上げる技術が非常に高かった。もともと投手だったこともあり、強肩でもあった。

▲王貞治



 ゴールデングラブ賞の最多選出は、巨人、横浜の両チームで優勝を経験した駒田徳広。もともと外野だったが、一塁に転向して、柔らかい手首を生かした捕球技術が高かった。

▲駒田徳広



【一塁手のゴールデングラブ賞受賞回数ランキング】
※球団名は受賞時の所属

10回 駒田徳広(巨人、横浜)
9回 王貞治(巨人)
7回 中畑清(巨人)
5回 小笠原道大(日本ハム)
5回 清原和博(西武)
4回 柏原純一(日本ハム)
3回 栗原健太(広島)
3回 加藤秀司(阪急)
3回 シーツ(阪神)
3回 ペタジーニ(ヤクルト)
3回 福浦和也(ロッテ)
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