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8月11日から開幕の第96回全国高校野球選手権大会。高校球児ならだれもが憧れる夏の“聖地”を経験した現役プロ野球選手と日本人メジャー選手は290名いる。ここでは九州・沖縄地区50名の高校時代の写真とともに一挙紹介。当時の思い出を振り返った選手のコメントにも注目だ。
※夏の甲子園にベンチ入りをしたことのある選手のみを掲載
※数字は学年 ※甲子園通算成績は夏のみの通算成績
※出場がなかった選手は甲子園時以外の写真を使用
※写真=BBM

大瀬良大地 [広島]


菊池雄星(現西武)擁する花巻東相手に先発。8回途中4失点で敗退


長崎日大 投手
春 ―――――
夏 09年(3年生)1回戦

【甲子園通算】
試1回7.1奪3責4防4.91

緊張よりもワクワク

 高校3年の夏に出た甲子園は人の多さがすごかった! 相手が菊池(雄星、現西武)を擁する花巻東だったこともあって、球場は超満員だったんです。僕は九州の田舎もんだったんで、こんな人たちの前でマウンドに上がれるんだぁ〜とワクワクした記憶があります。勝てなくて当たり前だったので、足が震えることもなく。もし勝てばすごいことになるなと、とにかくテンションが上がっていました。

 結局、僕は7回1/3を6失点で途中降板して、チームも負けてしまいました。周りからは腰を痛めていた影響もあったからだとか言ってもらいましたけど、自分の実力不足でした。試合後は号泣しましたけど、あの雰囲気の中で投げられたのはいい思い出です。(大瀬良)

中島俊哉 [楽天]


打率5割と大舞台で力を発揮。やわらかいグラブさばきの守備も光った


福岡工大付 外野手
春 ―――――
夏 97年(2年生)3回戦

【甲子園通算】
打6安3点1本0率.500

村田修一 [巨人]


三番・投手で出場。2失点惜敗も、打っては3安打3打点とさすが


東福岡 投手
春 98年(3年生)3回戦
夏 98年(3年生)1回戦

【甲子園通算】
試1回8奪3責2防2.25

伊藤義弘 [ロッテ]


背番号10でリリーフの一角を担ったが、実力は発揮できず


東福岡 投手
春 ―――――
夏 99年(2年生)2回戦

【甲子園通算】
試1回4.1奪2責5防10.38

香月良太 [巨人]


旭川大高、浦和学院から15K、13Kと連続2ケタ奪三振を記録


柳川 投手
春 00年(3年生)ベスト8
夏 00年(3年生)ベスト8

【甲子園通算】
試4回33.2奪43責8防2.14

安部友裕 [広島]


2年時に内野の控えとして甲子園の土を踏むも出場はなし


福岡工大城東 内野手
春 ―――――
夏 06年(2年生)3回戦

【甲子園通算】
出場なし

辛島 航 [楽天]


左手中指のツメを割るアクシデントもあり、8回7失点で初戦敗退


飯塚 投手
春 ―――――
夏 08年(3年生)1回戦

【甲子園通算】
試1回8奪6責5防5.63

河野元貴 [巨人]


強打の捕手は3回戦敗退も、全日本に選出され日米親善大会に出場


九州国際大付 捕手
春 ―――――
夏 09年(3年生)3回戦

【甲子園通算】
打12安3本0点1率.250

榎本 葵 [楽天]


四番を任されるも3試合で打率は1割台。本塁打1に片りん


九州国際大付 外野手
春 ―――――
夏 09年(2年生)3回戦

【甲子園通算】
打13安2本1点1率.111

三好 匠 [楽天]


3年時は三番・投手。闘志あふれるプレーでチームをけん引


九州国際大付 投手・外野手
春 11年(3年生)準優勝
夏 09年(1年生)3回戦、11年(3年生)2回戦

【甲子園通算】
打15安7本0点3率.467

高城俊人 [DeNA]


3年のセンバツは8打数連続安打を記録。夏は1安打にとどまり初戦敗退


九州国際大付 捕手
春 11年(3年生)準優勝
夏 09年(1年生)3回戦、11年(3年生)2回戦

【甲子園通算】
打3安1本0点0率.333

實松一成 [巨人]


松坂世代屈指の捕手も、PL 学園に惜敗。高校日本代表に選出


佐賀学園 捕手
春 ―――――
夏 98年(3年生)3回戦

【甲子園通算】
打13安4本0点2率.308

北方悠誠 [DeNA]


1回戦・古川工戦は13K、2回戦・作新学院戦は今大会タイ記録の153キロ


唐津商 投手
春 ―――――
夏 11年(3年生)2回戦

【甲子園通算】
試2回18奪23責4防2.0
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