左脚付け根部部分の違和感を訴えた
ミコライオが10月4日に登録抹消され、CSファーストステージでの登板が不可能になった。
山内泰幸投手コーチも「総動員でいくしかない」と計算が立たない戦いになることに顔を曇らせている。ブルペンは抑え不在の状況で、
永川勝浩、
中崎翔太、
戸田隆矢、
中田廉を状況に応じて起用することになるが、9月20日以降の4投手の防御率は3.46と決して盤石ではない。
さらに不測の事態が続いた。10月5日に予定されていた
巨人との今季最終戦(マツダ
広島)が雨天中止、6日に順延となった。エース・
前田健太に初戦を任せるとなれば中4日での登板となる。そのため、初戦を
大瀬良大地に任せ、第2戦をヒース、1勝1敗になればエースで決着をつけ、2戦で突破を決めれば前田を巨人とのファイナルの初戦に回す案も検討されている。CSは予告先発なしの戦い。リリーフ陣に不安がある以上、先発陣の踏ん張りが試合の勝敗のキモとなる。広島首脳陣の選択に注目が集まる。
ただ、プラス要素もある。フェ
ニックス・リーグで調整中の
一岡竜司に見通しが立てば、急遽、CSのメンバーとして招集するプランもある。
攻撃陣はシーズンどおり、二番・
菊池涼介、三番・
丸佳浩を起点として
エルドレッド、
ロサリオがかえすパターン。相手投手の左右で入れ替える一番の人選が打線の流れを左右しそうだ。また、
野村謙二郎監督が・・・
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